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遅ればせながら

貼り替えた縁側の障子
貼り替えた縁側の障子

 全くもって遅ればせながら、縁側の障子を張り替えました。

 空き家だったこの建物を入手して以来放ったらかしで、破れたところを女将(連れ合い)が当地名産の杉原紙(和紙)で繕ったりして凌いでいましたが、小さな穴が増えたり色あせたりして見栄えも悪いので思い切りました!

 

 欄間のサイドも併せて張り替えましたが、上部のものなどは新築以来張り替えていないのではと思うほど劣化が激しく、ほんの少し触れるだけでポロポロと破れました。加えて、鴨居(かもい)が下がってきているのか、障子の開け閉めがきつくなっていたので、建具屋さんに少し削ってもらいました。

 

 新しい障子紙は一般的な白色ですが、開け閉めの多いところは破れにくい丈夫なモノを選びました。

 これまでの障子は長年のホコリやタバコの煙(想像)を吸って薄茶色に変色し、周りの柱や天井などと同化していましたが、純白の障子が入って室内がパッと明るくなりました。何となく障子そのものが恥ずかしがっているようにも見えます。

 田舎のおばあちゃん、おじいちゃんの家だったのが、すっかり宿泊施設らしく(?)なりました

 コタツからの雪見もオススメです。