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隣国

玄関先のアマリリス
玄関先のアマリリス

 初めて隣国・韓国からのお客様をお迎えしました。

 明快なストーリーと勧善懲悪が心地よい韓国ドラマに好感をもってよく観るのですが、韓国語はまったく話せません。それでもお着きになった際に「アニョハセヨ」とご挨拶したら喜んで下さいました。

 2歳の子供さんをお連れの御夫婦で、到着間際、ガレージ天井の巣で顔をのぞかせていたツバメのヒナも見てもらいました。

 

 付近で夕食を予定されていたようですが、既に営業は終わっているお店でした。当地では夕食を摂れるような飲食店が殆ど無いので、時々お見えになったお客様がお困りになることがあります。今回も近所で永く営業しているお寿司屋さんをご紹介し、あらかじめ電話を入れました。

 韓国からのお客様と伝えたら言葉が通じないことを心配されていましたが、どうやら無事に食事も終えられたようで、お戻りになって『美味しかった』と女将(連れ合い)におっしゃったそうです。

 

 朝食のあとは子供さんと一緒に近所を散歩されたようです。好天でいい風も吹いていたので、田植えが終わったばかりの田園風景を愉しまれたのではないでしょうか。そういえば、当宿には京都府の美山から神戸へ移動する途中とのことだったので、日本らしい風景に興味があったのかもしれません。

 

 番頭(私)は所用があり、お見送りできなかったのですが、チェックアウトの10時までユックリと過ごして頂いたとのこと。

 玄関先で鮮やかに咲いていたアマリリスもきっとご覧になったでしょう。