トランスレイター

スウェーデンからのお客様、昨日は姫路城観光でした。天候がすぐれなかったためか、私達が考えていたほどは人手が多くなかったようですが、城の中は壁と柱ばかりでがらんどうだったと少々ガッカリしていました。確かにその国の歴史や文化に深く接しようと思えば、建物だけでは物足りないかもしれません。


夕食は自炊。買ってきた食材を使って離れのダイニングスペース(カフェスペース)でお母様がつくり始めました。


途中、息子さんが呼びに来たので行ってみるとそのダイニングスペースが真っ暗に。電灯が消えています。リモコンを持って考え込んでいるとお母様が一言『fuse』。


なるほど、確かに離れの電流用ブレーカーが落ちていました。2台のIHヒーターを同時に使ったためのようです(古い建物で許容電流がわずか)。

さすがに電力エンジニアだけあって判断が的確でした。



もう既に食事を終えていた私達もお誘いいただきご相伴しました。

砂糖、しょうゆ、酢、バター、ブラックペッパーを使った料理は食材と調味料に制限があったためか、とてもシンプルなもので、比較的柔らかめのパンに載せて食べましたが、想像していた以上に濃い味付けでした。



前日の夕食同様、いろいろな話題でおしゃべりし食事が進みました。


最後に息子さんが一食に数個食べるというゆで卵を割り始めたのですが、その手際の良さに感心しました。


小さめのスプーンで卵の上部を軽く叩いてパカッと開き、下の方をスプーンですくって食べるのです。


堅茹でより半熟のほうが好きだということでしたが、この方法なら例え堅茹でだったとしてもポロポロ小さくむいていくよりも効率的だと感心しました。



食事が終わって寝室に上がる際、国外からのお客様との会話に便利だと、今回使った会話翻訳アプリを教えてくれました。喋ると同時に両方の言語に訳してくれるので重宝しそうです。


お母様のスマートフォンは時々不調で、その翻訳アプリがうまく動作しない時の舌打ちが穏やかな雰囲気に似合わず、思わずニヤついてしまいましたが。