馬酔木の花

　民宿の建物と敷地を購入し、庭などを少し手入れした後に自宅の裏山から移植した馬酔木（アセビ）が、今年初めて花をつけました。

　一枝だけですが、てっぺんに可愛く白い袋状の花が幾つか咲いています。

 　長らく空き家だったために除草剤がまかれていたのか、購入当初、庭にあった樹木や植物は傷んで全く元気がありませんでした。少しでもにぎやかになるように、すぐに手に入りお金のかからないこの木を移植したのでした。最初はなんだか元気が無く、葉の色も冴えませんでしたが、ようやくしっかりと活着して、ここで生きることにしてくれたようです。

　馬酔木は毒があり、なんでも旺盛に食い尽くしてしまうや野生のシカを含め、動物は食べません。これにあやかって「厄除け」になってくれればと期待しています。