自宅近くのお知り合いのオジサンが栗の木や柿、サンショウなどが植わった畑をお持ちです。周りの草刈りが必要なのですがもう高齢で自分では難しく、代わりに私が年に何度か刈っています。それもあってそれぞれの木が実を付けたら頂戴しています。
先日もそのオジサンから栗の実が採れるよと、わざわざ電話がありました。
早速拾いやすいようにと周囲の草を刈った途端、次々と栗の実が落下、たちまち3日間で100個近く収穫することができました。
この栗は女将(連れ合い)が宿泊のお客様向けのお茶請け『渋皮煮』や、カフェのランチ『栗ご飯』の食材にします。
いつもは女将が皮をむいて準備するのですが、今回は私も手伝ってみました。
渋皮煮用は気をつけてむかないと薄皮を傷つけてしまい、煮たときに破れて見苦しくなってしまいます。
最初は包丁の手元の角で慎重に少しずつむいていましたが異常に時間がかかります。そこで取っかかりの部分だけ包丁で開いて、後は親指の爪を引っ掛けながらむいてみました。こうすると包丁で傷つけることがないので、渋皮煮用にする無傷のものが比較的容易に準備できます。
自信作が結構出来て自己満足でしたが、両手の親指の爪に渋皮が挟まり、少々痛みました。
番頭が苦労して準備したものですから、じっくり味わってくださいね。
ちなみに失敗して薄皮を剥がしてしまったものは栗ご飯用に回ります。
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